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HEARING PROTECTION

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なぜ聴覚の保護が必要なのでしょう?

耳の中には”有毛細胞”という微小な聴覚細胞があり、耳小骨から伝わる振動を捉えますが、これらは過剰な騒音などによって一度損傷を被ると二度と回復せず、難聴の原因になります。

聴覚細胞は何としても保護せねばなりません。通常85dBA以上の騒音に晒されるのは有害とみなされ、聴覚保護器具の着用等何らかの対策が必要となります。

ここで大切なのは、聴覚保護具は、騒音に晒されている時間の100%に渡って着用することが望まれることです。装着時間が1%減って、装着率が99%になるだけでも(例えば、8時間の労働のなかで5分間だけ保護具をはづした場合)、聴覚に対する永久的な損傷のリスクが高まることになるのです。

有害な騒音とは、85dBA以上の騒音と、それに晒される時間の組み合わせによって形成されるものであり、騒音時間と騒音レベルは相関関係にあります。

100dBAの騒音に合計15分間晒されるのは、85dBAに8時間晒されることに相当します。

個別の職場における騒音状況をよく調べることが大切です。そして、85dBA以上の騒音が発生していたら、とにかく常時ヒアリングプロテクタを着用してください。